読書をしてもなかなか読んだことが身に付かないので、身につけるためのアウトプット方法が知りたい…
私は平均月20冊本を読んでおり、その内容を生活の中で実践することを心がけています。
以前までは読書の内容を忘れてしまうことが多かったのですが、読書術の本を読み漁ることでアウトプットの重要性に気づくことができました。
本記事では、私が読書術の本を乱読して身につけた、読書内容を忘れないアウトプット方法を解説します。
本記事を読むことで、『前読んだんだけど、読書内容を忘れてしまった…』なんてことがなくなりますよ!
読書はアウトプットこそが重要

読書はインプットの作業ですが、アウトプットにこそ意味があります。
ビジネス本を読んで、『すごくいい本だったな~』と思うことがあっても現実に活かせていない…という経験ははないのでしょうか?
読書内容を忘れる人はアウトプットがない
読書内容を忘れてしまう人は、アウトプットが無いことが原因です。
これは試験勉強と一緒で、教科書で読んだだけでは全てを覚えることはできませんが、問題を解くと少しずつ定着していきます。
読書も同じで、読書をするだけではそのときだけは内容を覚えていますが、何かしらアウトプットしないと人間の脳の記憶は定着しません。
もしあなたがこれまで読書をしてきたけど身に付かないと感じているなら、アウトプットができていないからかもしれません。
アウトプットのタイミング
私の乱読した読書術の1冊に『読んだら忘れない読書術』という本があるのですが、この本にはアウトプットのタイミングについても言及されています。
さまざまな脳科学研究を集約すると、最も効果的な記憶術として「 最初のインプットから、7〜 10 日以内に3〜4回アウトプットする」ということが明らかになっています
引用元:読んだら忘れない読書術
読書を最初のインプットと考えれば、1週間以内に3~4回を目安にアウトプットするのがよいということになります。
読書のアウトプットはこの3つを意識する
実際にアウトプットするときには3つのポイントを意識する必要があります。
アウトプットするときに意識する3つのポイント
- 話す
- 書く
- 行動する
この3つは、どの読書術でも書かれている内容で、どの著者も細かい方法に差異はありましたが、ほぼ全員が実践していました。
読書の内容を忘れないアウトプットには不可欠なので、この3つを意識するようにしましょう。
読書の内容をアウトプットする方法

それでは具体的に読書内容を忘れないためのアウトプット方法について解説してきます。
先程3つのポイントをお話しましたが、1つ1つ詳しく見てきます。
アウトプット方法1「話す」
まず一つ目は『話す』です。
読書をした内容を友人や家族でもいいので、身近な人に話してみましょう。
いい本を見つけておすすめしたいときには、本を自分なりに要約して話すのもアウトプットになります。
人に何かを教えるというのは、自分がその内容を理解していないとできません。
本の内容を話すときも同じで、自分なりに理解したことを自分の言葉で話すことで、記憶に残りやすいアウトプットになります。
アウトプット方法2「書く」
2つ目は「書く」ことです。
私は一人でもすぐに実行できる「書く」ことを最も多く実践しています。
まずは本を読んでいる間であれば、文章に対してコメントを書いたり疑問を書いてみましょう。
私の場合は、面白いと思ったところには「面白い!」とコメントを書いたり、疑問に思ったところには「どういうこと??」のように簡単に書きます。
読み終えた後であれば、レビューを投稿してみたり読書ノートを作ってみるのもおすすめです。
私の読書ノートの作り方は、以下の記事で紹介しています。

レビューはブクログに投稿していますが、最近は以下のことを意識して書いています。
- その本に何が書いてあったか
- そこから何を学んだか
- それをどう活かすか
この内容を含めて書くと意識しながら読むと、本を読む意識も変わりますし書くことでアウトプットもできます。
この書き方はこちらの本から学びました。
実際に実践してみると、読書を読む前にレビューを書くことを意識するようになるため、インプットの質も合わせて良くなりますよ。
- 本を読みながらコメントを「書く」
- 読み終わったらレビューを「書く」
- 最後に読書ノートに「書く」
この「書く」作業だけで三回もアウトプットができるので、是非実践してみて下さい。
アウトプット方法3「行動する」
最後は「行動する」ことです。
これが最も効果のあるアウトプットだと思いますが、同時にハードルも高いです。
しかし、ハードルが高い分行動することで自分だけの経験値となり、本で読んだ内容が自分の血肉となる感覚があります。
例えば、読書の読むスピードを早くしたいなら、読書術の本を読んで実際に自分なりに試してみましょう。
その結果が良くも悪くも、自分なりの判断材料になるはずです。
うまくいけば読書のスピードが上がりますし、悪ければ他の方法を試すきっかけにもなるかもしれません。
私も読書術の本を10冊以上読みましたが、実践しようと思って行動したものはその後の読書にも活かすことができています。
1冊の本にあるノウハウを10%でも実行することができれば、それ以上ないくらい価値があった本と思いましょう。
読書をした後実行したいと思った内容が1つでもあり、行動に移すことができたらエリートです。
10冊読めばノウハウを10個身に付けることができる可能性があると考えると、ワクワクしませんか?
実行するのが難しいという人は、「書く」で紹介した読書ノートを繰り返し読むことで行動に繋がりやすくなるのでおすすめですよ。
まとめ:読書のアウトプットは3つを押さえよう!

本記事では、私が読書術の本を乱読して身につけた、読書内容を忘れないアウトプット方法を解説しました。
要点をまとめます。
- アウトプット方法1「話す」
- 身近な人に本を紹介してみよう
- アウトプット方法2「書く」
- 読書中にコメントを書こう
- レビューを書こう
- 読書ノートに書こう
- アウトプット方法3「行動する」
- 最も効果のあるアウトプット
- 1冊読んだら一つでも行動してみよう
- 難しい人は読書ノートを活用しよう
私が読書術から実践して学んだ方法ばかりですが、読書が身についているのを日々感じています。
そのためにも読書は実践と継続が大事です。是非以下の記事を読んで読書を習慣にしてくださいね。


もしあなたが読書のアウトプット方法に悩んでいるなら、少しでも参考になったら嬉しいです。
読んで下さりありがとうございました。