本業でエンジニアをしながら、日々成長のためビジネス書を中心に毎日1冊本を読んでいます。
読書がまったく身にならない…
もっと効率的に読書をする方法がしりたい…
本記事では私が実践しているビジネス書を読む時の読書術について紹介します。
ビジネス書を『なぜ読むのか』
あなたは何のためにその本を手にとったのでしょうか?
例えば「早起きが身に付く本」であれば、このような悩みや問題を解決したいと考えられます。
- 時間が足りないから早起きしてもっと時間を作りたい
- 仕事の効率を上げるために早起きがしたい
- いつも二度寝してしまう自分を変えたい
このようにビジネス書を読む人は、必ずその本を読む『目的』があると思います。
著者はその道のエキスパートといえる人が本を書いているため、選ぶ本が間違っていなければ読者である私達に悩みの答えを教えてくれます。
その答えを探しながら読むのが読書です。
答えを見つけることができれば、その本を読む価値はあったと判断することができるでしょう。
読み終えた時、現実は変わっていない
悩みを解決する答えが見つかって満足していませんか?
本を読み終えたときに現実は何一つ変わっていません。
読書は疑問や悩みに対する答えは教えてくれるかもしれませんが、あなたを直接変えてくれることはありません。
現実が変わるのは実際に行動したときです。
本を読み終えた後、著者に教わった内容を実践していきましょう。
ビジネス書を読みっぱなしにしない読書術
私が実践するビジネス書を読むときの読書術を紹介します。
いくつかポイントを紹介するので参考にしてみて下さい。
①『何のために読むのか』目的を決める
本を手にとったあなたはなぜその本を読むのでしょうか?
読みたい気持ちを抑えて、『何のために読むのか』を一度考えてみて下さい。
慣れれば頭の中で考えるだけでも良いですが、始めのうちは紙に書き出すことをおすすめします。
書き出した目的を常に頭の中に意識しておいて下さい。
②表紙を眺めてどんな内容か予想する
表紙を見て、どんな内容が書かれているかなんとなくで良いので仮説を立ててみましょう。
表紙は出版社がどうにか手にとって欲しいと、情報をぎゅっと詰め込んだ1冊の要約です。
その文章から自分の悩みに対して、どんな答えが書いてありそうか考えてみて下さい。
③目次を見て、本の流れを把握する
目次を見て、ざっと本の流れを確認してみましょう。
自分の目的の情報がどこに書かれているか、ある程度の目処をつけることができると思います。
頭の中でざっと流れを把握するだけで本の理解力が変わってきます。
④目的を意識しながらざっと読み飛ばす
ここまで準備ができたらいよいよ本を読み始めます。
ただし、1文1文丁寧に読むことはしないで下さい。
ビジネス書は、悩みや問題を解決してくれる答えを探すために読むものなので、それ以外は著者が説得力を持たせるために書いたおまけのようなものです。
自分にとって必要な情報をピックアップしていく意識で、ざっと読み飛ばしていきましょう。
このとき常に表紙で考えた仮説と、目次で確認した流れを意識しながら目的の情報を探すように読んで下さい。
意識を変えるだけで本を体系立てながら読むことができるようになっていきます。
⑤目的の情報、実践したいことに線を引く
読み流す中で、頭の中に目的を意識していると自然と求めている答えの部分や、覚えておきたいなと思ったことが出てきます。
そんな文にはどんどん線を引いていきましょう。ページの角を折っておくと後から見直すときに見返しやすくなります。
思いついたことがあれば、余白に書き込んでおきましょう。
⑥線を引いた部分を抜き出して、メモにする
読み終わったら線を引いたところをEvernoteなど、いつでも見返せる場所に抜き出して自分のメモを作りましょう。
この作業はKindleなど電子書籍だと非常に手間なくできます。

このメモはあなたにとっての本1冊のエッセンスが詰まったものになります。
⑦とにかく実践してみる
本を読み終えた後は実践してこそ価値が生まれ、あなたの悩みを解決してくれます。
メモを見直しながらとにかく実践してみましょう。
何か一つでも実践することができれば、本を読んだ価値があったと言えるものになります。
まとめ:読書を実践して、生活を豊かにしていこう
本記事では私が実践しているビジネス書を読む時の読書術について紹介しました。
- 『なぜ読むのか』をまず考える
- 表紙や目次で流れを掴む
- 線を引いて抽出したエッセンスをメモにする
- とにかく実践する
少しでもあなたの読書に役立ては嬉しいです。
読んで下さりありがとうございました。