読書を始めたいけど続けられそうにない…
どんな本を読むべきなのかがわからない…
読書を続けたいけどなかなか長続きしない…
私は1日平均1冊の本を読んでおり、全て読書の記録をまとめています。
本記事では読書の初心者が読書を続けられない5つの理由と、初心者にオススメする読み方を解説します。
本記事を読むことで、読書初心者が読書を続けられるようになりますよ。
読書初心者が読書を続けられない5つのポイント

読書初心者の人がしてしまう読書が続かないポイントを5つ紹介します。
1.最初に名著を読んでしまう
読書に慣れていない人ほど名著と呼ばれる分厚い本おすすめされ、読みきれずに挫折してしまいます。
なぜなら、名著はレビューが多くオススメされがちですが、ほとんどの本は初心者にとって難易度が高いからです。
例えば、名著と呼ばれる「思考は現実化する」は約600ページ、「7つの習慣」は約700ページと一般的ビジネス書の3倍のページ数です。
私も高校生の時に「思考は現実化する」を読もうとして挫折した経験があります。
こうした名著は内容は素晴らしいのですが、読書をこれから始める初心者にとっては読み切るのが難しいので避けましょう。
2.まとまった読書時間を取ってしまう
まとまった時間を確保して読書するのはやめましょう。
現代人がいきなり平日1時間読書の時間を作ろうと思っても、時間が足りず長続きしません。
夜8時に帰宅するサラリーマンが、食事やお風呂を済ませると10時前後です。
そこから1時間読書すると、趣味などに使える時間がほとんどありません…
働いていて時間がない人は、無理にまとまった読書時間を確保するのはやめましょう。
3.本を熟読してしまう
本を最初から最後までじっくり読んでしまうのはおすすめできません。
その理由としては、時間を掛けすぎてしまうと本に飽きてしまうためです。
1つの本を読み続けていると、1つのテーマについて著者の同じ主張が何度も書かれていたりします。
私にも経験がありますが、何度も同じ主張や言葉を見続けてしまうと、その本に飽きてしまうことがあります。
そのため、本を1文1句読むような読み方は避けるようにしましょう。
4.『時間ができたら』で読もうとしてしまう
時間ができたら読もう…と考えていて、結局読書が進まないということは無いでしょうか?
その理由は『時間ができたら…』という空き時間はいつまでも来ないからです。
空いた時間で読書をしようと思っていたのに、スマホでTwitterやYoutubeなどを見てしまうなんて人もいるのではないでしょうか?
このような時間の使い方をしていると、時間があってもスマホで時間を使ってしまいます。
『時間ができたら』という時間は訪れないので、読書への意識を変えましょう。
5.本を読むこと自体が目的になってしまう
本を読むこと自体が目的になってしまう読書は長続きしません。
なぜかといえば、本を読まなくなったとしても何も問題が無いからです。
例えば、時間がない人が時間術を学ぶために読書をするとなれば、モチベーションも違います。
恐らく少しでも時間を短縮する情報を得て、すぐに試すという行動につながるでしょう。
しかし読むことを目的としてしまうと、身につけたい知識や解決したい疑問がある人と比べて読書への動機が薄くなります。
そのため、本を読むこと自体が目的にならないように気をつける必要があります。
読書初心者におすすめの読み方

読書初心者が読書を続けられるオススメの読み方を紹介します。
読書が続かないポイントを解消していきましょう。
初心者は興味のあるジャンルで読みやすい本を選ぶ
最初は名著と呼ばれる本ではなく、興味のあるすぐ読み切れる本がオススメです。
理由は名著はページ数が多く挫折の確率が高いですが、興味のある読みやすい本であれば、読書への抵抗を下げることができるためです。
読書の初心者であれば、500ページは無理でも150ページの本であれば読み切れると思います。
そういった本は内容も易しく、理解しやすいので読み終わった後の効果も感じやすいです。
読書への抵抗を下げるためにも、興味があって読みやすい本を選んでいきましょう。
隙間時間に読書をする
5分や10分といった細かい隙間時間を読書時間にしましょう。
1日のうちまとまった時間を取ることは働いているサラリーマンには難しいですし、長続きしません。
電車の待ち時間や食後の休憩など、ちょっとした隙間の時間を読書をするだけで、1時間分くらいにはなります。
まとまった時間を確保するのではなく、細かい隙間の時間を意識して読書をしてみると捗りますよ。
隙間時間で読書をしたい人にはKindleを活用するのがおすすめです。

熟読せずに流し読みしてみる
本は小説以外であれば流し読みして見ましょう。
流し読みで大丈夫なの?と不安になるかと思いますが問題ありません。
1冊の本の中で『重要な部分の8割』は『2割読めば理解できる』と言われています。
これから本を読むときは、表紙や目次からざっと主張したい内容を押さえたあと流し読みしてみて下さい。
読み飛ばした部分に大事なことがあるかもしれないと不安になるかもしれませんが、そこは自分にとっては不要と割り切りましょう。
熟読しても忘れる部分は忘れるので、ポイントを押さえる意識で読むのが大事です。
寝る前に読書する時間を作る
読書を続けたいなら、寝る前を読書する時間にするのもおすすめです。
なぜなら、寝る前の読書にはメリットがあるからです。
- 読書の習慣が身に付きやすい
- 寝付きが良くなる
- 読んだ内容が寝ている間に整理される …
寝る前というのは誰もが読書のきっかけにしやすい時間です。
寝る前ベッドに入って目を瞑る前に、毎日5分だけでもいいので読書をする時間にしてみてください。
短い時間の積み上げですが、少しずつ読書をする習慣が身についてきます。
小さな1歩ですが、読書に慣れていない初心者ほど寝る前の読書はおすすめです。
本を読む前に目的を考える
本を開く前に、なぜその本を読むのかを考えると読書を続けやすくなります。
ほとんどの人は読書をするときには、『何かを解決したい』『知らない分野を知りたい』などの目的を持っていますよね。
それをしっかりと認識した上で読書をするとモチベーションが上がります。
例)効率的な読書法を学んで効率よく読書がしたい、マーケティングに詳しくなって仕事に活かしたいなど
本を開く前に、一度その本からどんなことが学べそうか?という質問を自分にしてみて下さい。
知りたいことを明確にすることで、読書へのモチベーションを高めることができるので、読書を続けやすくなりますよ。
読書初心者が読書を続けられない5つ理由【おすすめの読書方法も紹介】:まとめ

本記事では読書の初心者が読書を続けられない5つの理由と、初心者にオススメする読み方を解説しました。
- 最初に名著を読む
- まとまった読書時間を取ってしまう
- 本を熟読してしまう
- 『時間ができたら』で読もうとしてしまう
- 目的がない状態で読み始めてしまう
- 興味のあるジャンルで読みやすい本を選ぶ
- 隙間時間に読書をする
- 熟読せずに流し読みしてみる
- 寝る前に読書する時間を作る
- 本を読む前に目的を考える
読書は最もコスパの良い自己投資と言われています。
これから読書を習慣にするためにも、本記事の読み方を参考にしてみて下さい。
より具体的な読書方法については、こちらの記事で紹介しています。


読んで下さりありがとうございました。