エンジニアとして技術のことを始め、投資や読書など日々学んだことをアウトプットする毎日です。
本を読んでもいつの間にか忘れている…
読んだ内容を忘れてしまって実践できない…
私は本業でエンジニアをする傍ら、節約、投資、副業を通じて、会社に依存せず個人で生きるための力を身につけています。その中で役に立つと思ってもらえる情報を発信しています。
本記事では、私が意識している本の内容を忘れないための3つのステップを紹介します。本記事を読んで、ただ惰性で本を読むのではなく、身につく読書を知ることができます。
本は読むだけでは意味がない
読書をする目的は情報を得ることです。
読書で得た情報から学び、実践して初めて本を読んだ意味があります。
どんなに良書と言われる本を読んでも内容を忘れてしまったら実践することもできません。
こんな読書になってませんか?
①本を読み切ることが目的になっている
②読み終わった満足感だけで満足している
③文字を追いかけるだけの読書
小説や雑誌など、楽しむことを目的とする読書であればいいと思いますが、ビジネス書などを読む目的は情報を得て実践することだと思います。
このような読み切るだけの読書は内容を忘れやすいのに対し、満足感だけは得られてしまうため、いつの間にか読んだ内容を忘れてしまうことが多いのではないでしょうか。
繰り返しアウトプットすることで記憶は定着する
一度読むだけでは、たった1回のインプットにしかなりません。これではどんなに記憶力がいい人でも内容を覚えていることはできません。
エビングハウスの忘却線
勉強本では良く解説されていますが、人間がどの程度の期間で忘れるかを表したグラフです。

20分後には42%、1日後には67%忘れてしまうという法則です。
読むだけでは忘れてしまうのは当然で、対策をしないと人間は忘れてしまう生き物なのです。
本の内容を全て覚える必要はない
本を読み始めた人にありがちなのが、本の内容を全て覚えようとしながら読むことです。
本は自分が知りたい情報を目的に読みます。そのため1から10まで内容を覚えている必要はありません。
本を読むときは「何の為にこの本を読むのか」を意識して、自分が知りたいと思った内容をしっかりと抑えることを意識しましょう。
繰り返しアウトプットすることが大切
エビングハウスの忘却線の通り、忘れないためには繰り返しが必要です。
ただ読むだけではなく、本で知りたい要点を絞って忘れないためのアウトプットすることを重視しましょう。
アウトプットを増やす3つのステップ
具体的に私が実践しているアウトプットを増やす方法を紹介します。
現在本を読むときは毎回この流れでアウトプットしています。
ステップ1:読書中、読みながら重要なところに線を引く/自分のコメントを書く
ステップ2:読書後、すぐに要点をSNSで発信(レビュー)する
ステップ3:後日、ブログやノートなどに要点をまとめる
ステップ1:読書中、読みながら重要なところに線を引く/自分のコメントを書く
前提として本は汚して読むことに意味があります。本をキレイに読むことが目的ではないので、重要な点や思ったことを書き込みます。
紙の本はすぐに余白に書き込んだりドッグイヤー(ページの角を折り曲げる)ことで、見返すのが楽になります。
電子書籍の場合は線を引いた後にまとめて内容を出力する機能があるので、見返す際非常に便利です。
kindleの場合は以下でエクスポート機能の紹介をしているので、参考にしてください。
https://juso.site/life/kindle-export
ステップ2:読書後、すぐに要点をSNSで発信(レビュー)する
私は最近ツイッターを使って要点を簡単にまとめています。
読了『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書』(西岡 壱誠 著)
・受動的ではなく能動的に読む
・仮説、質問、整理、検証、議論を行う事で本と会話することができる
・会話することで情報を知識に変える
・会話することで自分の意見を「アウトプット」できる https://t.co/WkJsZzyZdl pic.twitter.com/7RHnODk19h— じゅそー@じゅそろぐ (@juso_log) May 19, 2020
インスタやフェイスブック、ブクログなどのアプリ何でもいいと思いますが、読み終わったら、忘れないうちに重要な点を要約してアウトプットしておきましょう。
ステップ3:後日、ブログやノートなどに要点をまとめる
複数の同ジャンルの本を読んだ後などは、共通点や活かせそうな要点をブログやノートに整理すると、読んだ内容を自分なりに噛み砕くことができます。
ブログで書評としてまとめてもいいですし、エバーノートなどのメモアプリを使っていつでも見返せるようにしておくと記憶の定着に繋がります。
大事なのは自分なりの要点を絞って自分の言葉でまとめることです。
人それぞれに何のために本を読むのかという目的が違うため、自分なりの答えを読書からアウトプットしてみて下さい。
まとめ:アウトプットを大事にしよう
本記事では、読んだ内容を忘れないための3つのステップを紹介しました。
これを行うことで少なくとも3回は要点をアウトプットすることができます。
ステップ1:読書中、読みながら重要なところに線を引く/自分のコメントを書く
ステップ2:読書後、すぐに要点をSNSで発信(レビュー)する
ステップ3:後日、ブログやノートなどに要点をまとめる
もちろんこの方法が全てではありません。
本記事を参考に自分なりのアウトプット方法を実践して頂けたら嬉しいです。
読んで下さりありがとうございました。