ググれば何でも情報が得られる今の時代で、あえて読書をする意味ってあるの?
私は平均月20冊ほど読書を目標としていて、日々読書と向き合い続けています。
現代ではGoogleで検索をするだけでほとんどの情報にアクセスできるようになりました。
そんな中、あえて私は読書を習慣として、1冊あたり1500円のお金を払っているわけです。
本記事では、そんな私が考える「読書によって得られる6つの効果」について6つ紹介します。
実際毎日のように読書をしていることで、明らかに読書をしていなかったときよりも生活に大きな変化をもたらしてくれました。
読書による効果を知ることによって、なぜ読書をするのかという意味を理解していただけるかと思います。
読書は他人の経験を体感できる割安な方法

最初に読書の前提ですが、著者の経験を疑似体験できる割安な方法です。
主にビジネス書では、主張の前提の多くは著者自身の経験を元にした根拠がかかれていますよね。
そうした経験というのは、著者が汗水を垂らし、必死に思考錯誤を続けた結果の軌跡がほんの数時間で理解できるよう本の中で整理されているんです。
本が無ければ著者の考えや経験を知るには直接コンタクトを取る必要があり、いきなりハードルが上がりますよね。
そう考えて見ると、他人の経験や知恵が詰まった本はとても安価で割安と考えることができるのではないでしょうか?
読書をすることで得られる6つ効果

具体的な読書によって得られる効果について紹介したいと思います。
私は読書をすることによって得られる効果は、以下の6つがあると考えています。
- 問題解決のヒントを得る
- インプット量が増える
- アウトプットに繋がる
- 常識を更新することができる
- 思考力を磨く
- コミュニケーション能力が向上する
詳しく解説していきます。
読書効果①:問題解決のヒントを得る
読書をすることで、自分が抱えている問題に対する解決のヒントを得ることができます。
ビジネス書を買うときは、ほとんどの場合悩みや課題があって、それを解決してくれそうだと考えて購入しますよね。
こうした悩みや課題といった問題には、その道の専門家や同じ悩みを試行錯誤して乗り越えた先人たちの知恵がとても役立ちます。
ネットでも解決するための知恵は得られますが、断片的になりがちで情報の正しさも確認が必要です。
対して本は「体系的に問題に対する解決策」が書かれているため、その根拠なども含めて1冊の本にまとまっています。
問題を解決するという目的を持って読書をすることで、何かしら解決のためのヒントを得ることができるという効果があります。
読書効果②:インプット量が増える
読書量にもよりますが、読書をすることで圧倒的にインプットする情報量が増えます。
先程もいいましたが、読書はその道の専門家などが体系的にまとめた情報にアクセスすることができます。
私も読書をしていなかったときと比べて、今まで知らなかった情報や考え方に触れることが格段に増えました。
特に「多読」を実践することによって、読書から得られるインプット量は通常の数倍にまで大きくなりますよ。

読書によって幅広い分野に対して、良質なインプットができるのも読書の効果の1つです。
読書効果③:アウトプットに繋がる
読書を通じてインプットされた情報は後にアウトプットへと繋がります。
インプットがなければアウトプットはできません。
ここでいうアウトプットとは「話す」「書く」「行動する」の3つです。

読書によって学んだノウハウや知識は、自分で実行したり同じ悩みを抱えている人に教えることができますよね。
情報をインプットして、少しずつ自分に取り入れてアウトプットできるのが、読書の大きな効果の1つです。
読書効果④:常識を更新する
読書を続けることによって、これまでの常識を更新することができます。
まずは常識の前提となる「知識」を大きく2つに分けてみましょう。
- 何年経っても変わらない普遍的な原理原則
- 具体的な手法などのノウハウ
この2つのうち、2つ目の「具体的な手法やノウハウ」については、時代の流れによってより効率的なものが次から次へと出てきます。
読書を通じて得たノウハウなどは取り入れて実践を繰り返すと、やがて自分の「常識」になっていきます。
こうした自分の経験を元にした「常識」は時間が経てばいつの間にか古くなりまよね。
しかし、新しい情報に触れることがなければ常識は古いまま更新されることはありません。
意識して自分に刺激を与え続けることで、常識を更新し続けることためにも、読書を続けることは大きな効果があります。
読書効果⑤:思考力を磨く
読書によって、「思考力」を磨くという効果もあります。
本を読む時「なるほど、そういうことなのか」と納得することは多いと思いますが、思考力を磨くには「自分にひきつけて考える」ことが大切です。
文章に対して、「自分だったらどうするだろう?」「これは自分の場合、何にあたるんだろう?」などと考えて読んでみて下さい。
簡単に言えば「本と対話」している状態です。
- 「自分はこういう理由でそうは思わないな…」
- 「確かに同じ経験があって納得できる」
文章を読んで納得するだけでなく、「自分にひきつけて考えてみる」ことで、このような思考ができるようになります。
このような本との対話ができるようになれば、自分なりの考えを整理して言葉にする、「思考力を磨く」ことに繋がります。
読書効果⑥:コミュニケーション能力の向上
読書を通じてコミュニケーション能力を向上させる効果も期待できます。
- 要点を上手く掴む認識力
- 多くの情報をインプットすることによる知識量
- 文章を読むことで得られる語彙力
読書をすることで、このような力を身につけることによって、コミュニケーションに活かすことができます。
私も多読を実践した結果、自然と要点を掴む「認識力」が磨かれ、「相手は何がいいたいのか?」を考えながら会話することができるようになりました。
また、幅広い分野に手を広げて読書をすれば、相手の興味・関心がある分野で会話することで円滑にコミュニケーションを取ることもできます。
こうした読書によって身に付く能力は、コミュニケーション能力の向上という面でも効果を発揮してくれます。
まとめ:読書の効果を実感し、自分に投資しよう!

本記事では、「読書によって得られる6つの効果」について6つ紹介しました。
要点をまとめます。
- 問題解決のヒントを得る
- インプット量が増える
- アウトプットに繋がる
- 常識を更新する
- 思考力を磨く
- コミュニケーション能力の向上
こうした読書の効果を知った上で、少しでも読書を始めるきっかけやモチベーションになれば嬉しいです。
本ブログでは読書を継続する方法や、読んだ内容を忘れない方法など読書の効果を上げるための記事が多くあるので合わせて御覧ください!


読んで下さりありがとうございました。