「たくさん読書をしたほうがいい」と言われるけれど、具体的に読書をすることでどんな力が身に付くの?
私は月20冊程度を読書することを習慣化していて、この読み方をしてから2ヶ月が経ちました。
毎日必ず読書をする時間を作っていて、最近では一般的なビジネス書は30分ほどで読めるようになっています。
本記事では、1ヶ月で20冊以上読書をして感じた『読書の力』についてご紹介していきます。
私も以前までは読書なんてしても、実際は対して変わらないと思っていましたが、この2ヶ月で生活は大きく変化しました。
今では読書こそ最高の自己投資であり、今後続けるべき習慣だと確信しています。
この記事を読むことで、読書を実践することによる具体的な効果について知ることができますよ。
1ヶ月こんな読書をしてきました

まずは私が20冊以上読んだ読書の内容について触れたいと思います。
読んだジャンル
読んだジャンルは『ビジネス書』です。
私の読書の目的は『情報を得て、自分を成長させるため』なので、小説やエッセイなどは読んでいません。
(今後は古典などにも手を伸ばしたいと考えてはいます。)
ビジネス書の中でも、2020年6月で読んだ本は「投資」や「読書術」、「マーケティング」といったジャンルを中心に読んでいました。
本の読み方
ビジネス書を読む時は決めている読み方があります。
それは『レバレッジ・リーディング』を実践することです。
レバレッジリーディングは多読のバイブル書で、読書を投資と捉えてひたすら目的の情報を拾いながら本を読む方法です。
要約すると以下のような読書法です。
- 本を読む目的を明確化する
- 流し読みしながら重要なところに線を引く、印をつける
- レバレッジメモに要点を抽出して、くり返し読む
- 読んだ内容を実践する
- 経験からレバレッジメモをブラッシュアップして読み込む
読む本のジャンルは、1週間でまとめて投資の本を7冊、次の週はマーケティング本を5冊という形で、一気にまとめて読む方法で読んでいました。
具体的に実践している内容は以下の記事をご覧下さい。

ブクログで読書を記録
読書を記録するために、ブクログを活用しています。

ブクログとは、Web上で管理できる本棚サービスです。
私は本を読み終わると、必ずブクログに登録し簡単なレビューを書くようにしています。
レビューの観点はこの3つを意識しています。
- 何が書いてあったか
- そこから何を学んだか
- それをどう活かすか
こうしてブクログに登録しておき、読書体験を記録しています。
非常に便利なサービスなので、読書をこれから始める方は一度利用してみて下さい。
私の読んだ本はこちらから確認できます⇛じゅそーの本棚を見に行く
読書ノートの作成
読み終わった本は2,3日後にまとめて読書ノートを作成しています。
レバレッジリーディングでいえば、『レバレッジメモ』と言われるものにあたりますが、読書中に線を引いた場所やメモをノートにまとめる作業です。
私は読書ノートは全てEvernoteで作成しているんですが、場所を選ばずスマホで見返すことができるのでおすすめですよ。

読書ノートの具体的な作成手順は以下の記事で紹介しています。

読書を通じて身についた『力』

このような読書方法を続けてきて、以下の力が身についたと感じました。
- 純粋な「読書力」
- 自分にひきつけて考える「思考力」
- 知識を能動的に「インプットする力」
- 様々な形で「アウトプットする力」
それぞれ解説していきます。
純粋な「読書力」
1ヶ月目はそれほど感じませんでしたが、2ヶ月目以降は明らかに『読書力』が身についたと感じています。
ここでいう読書力とは、本の読み方や読むスピード、要約力、読書習慣など読書に関わる力だと考えて下さい。
読書を始めた頃は、読書の習慣もなかったため時間を取ることが辛く感じたり、1冊1時間以上を使っていました。
しかし読書力が付いた今では読書は毎日の習慣となり、一般的なビジネス書であれば1冊30分程度で読み切れます。
これも読書で身についた大きな力だと思っています。
自分にひきつけて考える「思考力」
2つ目は自分にひきつけて考える「思考力」が身についてきたと感じています。
その理由は、本を読んでいるときの頭の中で、「自分だったらどうするか?」「自分の生活に活かせる部分はないか?」と思考することができるようになったからです。
本で書かれている内容は、同じ本であれば同じ文章が書いてありますよね。
しかし、同じ文章でも読み手である自分が「どう考えるか」で感じ方や学びが変わってきます。
このときの、私はすぐに思いついたことを本の余白にメモしています。
こうすることで、ただ文章を頭の中で復唱しているだけの読書から、自分にひきつけて考える「思考力」が身についてきました。
知識を能動的に「インプットする力」
短期間に密度の高い読書をすることで、知的好奇心が刺激されてインプットする力が格段に上がりました。
短期間で行うことが肝で、1週間で7冊同じジャンルの本を読むと、頭に入ってくる知識量は圧倒的に密度が違います。
頭に知識が一気に増える経験をすると、そこからさらに能動的に知的欲求を満たしたくなるんですよね。
そうして自分から興味・関心がある分野の本を読み漁るようになっていきました。
1ヶ月で20冊以上という密度の高い読書経験のおかげで、知識を能動的にインプットする力が身に付いてきたと感じています。
様々な形で「アウトプットする力」
インプットだけでなく、特にアウトプットも意識して取り組んだので、こちらも以前と比べて力が付いたと感じています。
アウトプットとは読書の内容を「話す、書く、行動する」ことです。
読書方法でお話しました、「ブクログにレビューを書く・読書ノートを作る」というのもアウトプットの1つですね。
他にも妻と本の内容を共有したり、書評記事を書く、読書ノートから内容を実践するなど、読書を様々な形でアウトプットすることができるようになりました。
私が読書から実践した例
- 『投資』ジャンルを読み、つみたてNISAを米国株のインデックスファンドで開始
- 『読書術』ジャンルから、多読の実践と読書ノートの作成、レビューを書くことを実践
単純に読むだけでは意味がないので、これから読書をする人はぜひ意識して様々な方法でアウトプットしてみて下さい。
手軽にできる内容も含めた、具体的なアウトプットについてはこちらの記事で紹介しています。

次に実践する読書

これまでは1ジャンルをまとめて読む方法で、知識を身に付けることが中心でしたが、次は少し違う読み方を実践してみたいと考えています。
1人の著者を追いかける読書
言葉のままですが、1人の好きな著者の本をまとめ買いして一気に読んでみようと思います。
きっかけはこの本に書かれていた1文です。

好きな著者ワールドにどっぷり浸かり、作品を続けて読んでいくのはとても楽しいものですが、それだけで終わらせてしまうのはちょっともったいないと言えます。ですから今月1人の著者にはまったら翌月は別の著者にハマる。さらに次の月はまた別の著者というように、時期をずらして広げていくといいでしょう。
引用元:読書する人だけがたどり着ける場所(p62)
この読み方は面白そうだなと思っていて、多読してきた中で好きな著者も見つけることができました。
その著者の「尊敬する人物の考えや行動」を一気にインプットして取り入れていきたいと思います。
まとめ:たくさん読書をして「4つの力」を身につけよう!

本記事では、1ヶ月で20冊以上読書をして感じた『読書の力』についてご紹介しました。
要点をまとめます。
- 読書の習慣や読むスピードなどの純粋な「読書力」
- 自分にひきつけて考える「思考力」
- 知識を能動的に「インプットする力」
- 様々な形で「アウトプットする力」
これから読書を通じて成長したいと考えている人の参考になれば嬉しいです。
もし読書がなかなか習慣にできない人は、以下の記事も参考にしてみて下さい。


読んで下さりありがとうございました。