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転職エージェント使わないで転職は可能?【経験談あり】

こんな疑問に答えます

転職活動をしようと思っているけど、転職エージェントを使うべきか悩んでいる…

転職エージェントを使わないでも転職エージェントはできる?

転職活動を使用と思うと、どうやって進めていこうか悩みますよね。

私も転職活動をしたときには、転職サイトへ登録したり転職エージェントに登録したりといろいろ悩みながら実践してきました。

結果的に、今年転職エージェントを併用しながら転職活動を行い、最終的には直接企業に応募して転職に成功しました。

本記事では転職エージェントを使わないで転職できるのか、転職エージェントを使わないときのメリットとデメリットを紹介します。

この記事を読むことで、転職エージェントを使わないかどうかという判断ができるようになりますよ。

結論としては、以下のような人は転職エージェントを使わないで転職活動をしても問題ありません。

  • 職務経歴書などの書類添削がいらない人
  • 転職エージェントに求人を出していない企業へ応募したい人
  • 企業とのやり取りを全て自分で行える人

転職エージェント以外の転職方法

まずは転職エージェント以外の転職方法について確認しておきましょう。

転職エージェント以外には転職の方法はいくつか存在します。

  • ハローワーク
  • 転職サイト
  • 直接応募
  • リファラル採用

それぞれについて、詳しく理解しておきましょう。

私は「転職サイト」、「転職エージェント」と「直接応募」を併用しました。

ハローワーク

ハローワークは中小企業をメインに採用を行っている所で、都心から離れている企業の場合は利用するケースもあるかもしれません。

ハローワークでは、必ず応募すれば面接をしてもらえるというメリットがあります。

ただし、必ずしてもらえるだけで書類の時点でなしと判断されてしまえば、結局面接をするだけで終わってしまうため、手間が増えるだけという可能性もあります。

正直東京などの都市部で転職活動をするのであれば、求人の幅も狭いため選択するメリットはあまりないです。

転職サイト

ビズリーチなどの転職サイトで求人を探し、自分で応募するというやり方です。

自分の好きな時間に求人を探すことができ、転職サイトによっては幅広い求人数があることがメリットです。

反面、自分の時間使って膨大な求人の中から探す必要があるため、非常に手間がかかります。

私も新卒時にはとりあえずで転職サイトへ登録していましたが、求人を探すだけで疲れ切ってしまうということも多かったです。

また、応募も自分で一つひとつ行う必要があるので、その分手間がかかってしまうというのもデメリットですね。

直接応募

直接企業のホームページなどから応募して採用してもらう方法です。

私はこの方法で最終的には転職しました。

この方法は既にいきたい企業が決まっている場合にしか使えないため、もし職種だけきまっているという場合にはおすすめしません。

ただし、転職サイトなどに求人を出していない企業でも、直接応募だけは受け付けている場合もあるので、企業名まで決まっていれば利用したい方法ですね。

他に比べて面接方法など事前に得られる情報量が少ないため、少し難易度が高い点もデメリット。

リファラル採用

いわゆる縁故採用です。

地方ではよく使われている方法で、社員の知り合いが仕事を探しているから、自分の会社に誘うなんてことはよくあります。

また、事例は多くないですが首都圏の企業でもこの方法は多く取り入れられていて、社員に紹介料を配る会社もあります。

この方法のメリットは、会社側は自社の社員と同じマインドを持った優秀な人材を確保しやすいことや、紹介者から企業の情報を事前に聞けるためミスマッチが起きにくいこと。

デメリットは紹介された側が断りづらくなり、年収交渉なども強気になりにくいことですね。

友人に紹介されて内定をもらったけど、やっぱり他の会社にいきたいとなったとき、普通に断るより心理的ハードルが上がります。

 

これらが転職エージェント以外の転職方法です。

どの方法もメリット、デメリットがあるため、自分に合った方法を選択していく必要があります。

転職エージェントを使わないメリット

転職エージェントを使わないで転職活動をする場合、以下のようなメリットがあります。

  • 転職エージェントとやり取りする時間を削減できる
  • 転職エージェント主導の応募にならずに済む

転職エージェントとやり取りする時間を削減できる

転職エージェント経由で転職活動をする場合は、何度か転職エージェントと会話する時間が必要になります。

例えば私の場合ですが、転職エージェントと会話するために、平日の仕事終わりに仕事場から遠い場所へわざわざ時間をかけて通っていました。

また、求人の紹介などもメールやチャットで行われていたので、そういった連絡を返す時間もありましたね。

もし、転職エージェントを使わない場合は、移動時間や転職エージェントとのやり取りにかける時間を削減できるメリットがあります。

転職エージェント主導の応募にならずに済む

転職エージェント経由で転職活動をしなければ、エージェントの主導で応募する企業を決められずに済むというメリットがあります。

転職エージェントは転職をさせた分だけ評価につながるため、とにかく転職を成功させようといろいろ手を尽くしてくれます。

それならば嬉しい限りですが、実際は常に求人が出ているようなブラック企業や付き合いがあるからといって望んでいない企業を勧めてくるようなエージェントも存在するようです。

そういった転職エージェントの思惑に乗せられるような応募をせずに済むというのは1つのメリットですね。

転職エージェントを使わないデメリット

では逆に転職エージェントを使わないデメリットについて見ていきましょう。

  • 非公開求人に応募できない
  • 企業とのやり取りを全て自分がしなければならない
  • 履歴書や職務経歴書といった書類の添削をしてもらえない

非公開求人に応募できない

転職エージェントは非公開求人と言われる転職サイトにないような求人を抱えていることがあります。

その割合も非常に大きいと言われているので、転職エージェントを使わない場合はその情報にアクセスする手段がなくなることになります。

もし、自分がいきたいと思っている企業が転職サイトには求人を出しておらず、非公開求人だった場合に、転職エージェントを利用していないと応募することができないというデメリットがあります。

企業とのやり取りを全て自分がしなければならない

転職エージェントは企業との面接日程の調整や年収交渉など、やりとりが必要になる部分を全て受け持ってくれます。

もし、転職エージェントを使わない場合は、書類の送付から面接の日時調整など、人事担当者とメールでやり取りをしなければならなくなります。

複数の企業に応募する場合は、その分やり取りが多くなるため大きな負担となってしまうのがデメリットですね。

履歴書や職務経歴書といった書類の添削をしてもらえない

企業へ提出する書類関連は、転職エージェント側でよい内容になるように添削してくれるサービスがあります。

私も実際に転職エージェントに職務経歴書などを添削してもらいました。

一度作成してみると分かりますが、素人が単純に書いたものとプロであるエージェントが添削した後では読みやすさが全然違います。

転職エージェントを使わない場合はそういった添削のサービスを受けることができないため、書類の時点で他の応募者と大きな差が出てしまうというデメリットがあります。

転職エージェントを使わないで転職活動をしてもいい人

転職エージェントを使わないメリットとデメリットを踏まえて、転職エージェントを使わなくていい人はこんな人です。

  • 職務経歴書などの書類添削がいらない人
  • 転職エージェントに求人を出していない企業へ応募したい人
  • 企業とのやり取りを全て自分で行える人

職務経歴書などの書類添削がいらない人

一度過去に職務経歴書を添削してもらっている人など、既にキレイな形のものがある人は転職エージェントを利用しなくても大丈夫です。

私は書類の不安があったので転職エージェントに添削をお願いして、ある程度形を整えて貰いましたが、一度形式が整えば後は付け足していくだけになります。

そのため、過去に転職活動をしていていきたい企業も決まっているという人は、転職エージェントのサービスを利用しなくても困ることはないでしょう。

転職エージェントに求人を出していない企業へ応募したい人

転職エージェントの非公開求人を見なくても、いきたい企業が既に転職サイトでも求人を出している場合は利用しなくてもいいかもしれません。

転職エージェントの強みの一つでもある非公開求人ですが、既に満足できる応募先があるのであれば、そちらを優先して受けるのがいいと思います。(書類が整っている前提)

もしダメだったときには、非公開求人を含めて幅広く転職エージェントに紹介してもらうという方法でもいいかもしれませんね。

企業とのやり取りを全て自分でしたい人

全て企業とのやり取りを自分で行いたいという人も転職エージェントを使わないほうがいいです。

本当に少ない事例ではありますが、「転職エージェントが企業に送る推薦文がなんのアピールもされておらず、マイナスの評価になっていた」なんてこともあるみたいです。

企業側から見れば、そんな転職エージェントが紹介する人材は雇いたくないですよね。

こうしたリスクを考え、なるべく自分で企業とのやり取りをしたいという人は、転職エージェントを使わないほうがいいでしょう。

転職エージェントを経由しない場合、5社受けるだけでもやり取りの量は相当多くなるので、少なくとも3社程度までに収めることをおすすめします。

こんな人は転職エージェントを使いましょう

これらを踏まえて、逆に転職エージェントを利用した方がいい人は以下のような人です。

  • 職務経歴書と履歴書は既に添削済みの物がない
  • 5社以上に応募する意思がある
  • 自分で1から求人を探すのは面倒

こういった人は一人で転職活動をしてしまうと、書類選考が上手く通らなかったり、企業とのやり取りに忙殺されてしまう可能性があります。

自分の転職活動を方向性をある程度決めておいて、転職エージェントを利用するかどうかを判断していきましょう。

1つの参考として、私が実際に実践した転職エージェントの活用方法を紹介します。

  1. 転職エージェントに自己分析や書類作成などを手伝って頂いて、求人も希望に沿った所を紹介してもらう。
  2. 転職サイト(ビズリーチWantedly)に添削済みの職務経歴書をアップロード、自分の経歴がわかる状態にしておく。
  3. 自分がいきたいと思っている第一志望の企業へ直接応募
  4. 転職サイトから自分の経歴に興味を持ってくれた企業の中から話を聞きに行く
  5. 転職エージェントから面接のポイントを教えてもらいながら各選考に臨む

こうすることで、転職エージェントのメリットを活かしながら以下3つをカバーすることができました。

  • 自分が行きたいと思っている企業(直接応募)
  • 自分の経歴に興味を持ってくれている企業(転職サイトのスカウト)
  • 自分の経歴で行けそうな企業(転職エージェント提案の求人)

これらを比較すると、自分の能力と市場価値をある程度把握することができます。

少し手間がかかり大変ではありますが、転職活動を成功させるためにもこれから転職活動する人は参考にしてみて下さい。

まとめ:自分の方針を考えて転職エージェントを使うか判断しよう!

本記事では転職エージェントを使わないで転職できるのか、転職エージェントを使わないときのメリットとデメリットを紹介しました。

要点をまとめます。

転職エージェントを使わなくてもいい人
  • 職務経歴書などの書類添削がいらない人
  • 転職エージェントに求人を出していない企業へ応募したい人
  • 企業とのやり取りを全て自分で行える人

これらの人は転職エージェントを使わなくても転職活動にあまり支障はありません。

逆に以下のような人は転職エージェントを上手く活用した方が

転職エージェントを使ったほうがいい人
  • 職務経歴書と履歴書は既に添削済みの物がない
  • 5社以上に応募する意思がある
  • 自分で1から求人を探すのは面倒

転職エージェントは上手に活用すれば、転職活動をより良くサポートしてくれる存在です。

転職エージェントを使うか悩んでいる人の参考になれば嬉しいです。

以下は私が利用した転職エージェントとサイトで、良かったものだけ紹介しておきますね。

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読んで下さりありがとうございました。