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エンジニアとして働きたい人が勉強会へ参加するメリット

こんな疑問に答えます

エンジニアとして働きたいけど、技術的な関わりのある人が少ない…

どんな会社が技術的に強いのかもイマイチ分からない…

エンジニアとして働きたいと考えている人は、こんな悩みを抱えることもあるのではないでしょうか。

私も転職を考えたときに、技術的な会話ができる人が少なかったことから転職に関する課題などを相談する人がいなかったり、どういった仕事をするのか?という具体的なイメージがなく不安でした。

本記事ではこれからエンジニアとして働きたい人に、技術的な勉強会へ参加するメリットについて紹介します。

エンジニアが主催している勉強会は、技術的な示唆が得られるだけでなく、その技術に関わっている人とも交流が持てる良い機会です。

ぜひこれから技術力を身に着けたいと考えている人は、勉強会へ参加して自分のメンターや将来の同僚と出会うきっかけが作れるかもしれませんよ。

エンジニアの勉強会とは

エンジニアはよく技術のテーマごとなどに分けて勉強会を開催しています。

目的は、自分の業務で経験したことを知見として共有したり、みんなで議論して問題を解決したりなど様々です。

その勉強会の種類としてはいくつかあって、みんなで集まって自分の作業をひたすら行う「もくもく会」や参加者同士であるテーマについて短い時間で登壇して発表する「LT(ライトニングトーク)会」がなどがあります。

例えばですが、私の場合業務ではAWSという技術について主に扱っていて、転職前にはよくAWSの勉強会に参加していました。

AWSの中でも、セキュリティをテーマにしたもの、情報システム担当者をテーマにしたもの、金融系の業界をテーマにしたものなど本当に幅広い勉強会が毎月のように開催されています。

これからWeb系へ転職したいと考えている人であれば、PHPや Rubyの勉強会はもちろんフレームワークであるLaravelやRailsの勉強会へ参加すると刺激的で面白いと思います。

エンジニアの勉強会へ参加するメリット

エンジニアとして働きたいと考えている人が勉強会へ参加することのメリットとしては以下のようなことがあります。

  • 技術に対する視野が広がる
  • リファラル採用の可能性もある
  • その技術に強い会社を知ることができる

技術に対する視野が広がる

まず1つ目は技術に対してこれまでよりも幅広い視野を得ることができることです。

勉強会へ参加していると、これまで知らなかった技術などに触れる機会が圧倒的に増えるんですよね。

そうすると、自然とその技術に対する興味が湧いてきたり、詳しくは知らないけどどういったときに使うべきなのか、という知見などが少しずつ溜まってきます。

こうした技術に対する知見が増えていくことで、少しずつ技術に対する視野が広くなっていくというメリットがあります。

転職を意識している人は、面接でも勉強会へ参加しているか?という技術に対するモチベーションを問われることもあるので、視野を広げる意味でも勉強会には何回か参加しておくといいでしょう。

リファラル採用の可能性もある

エンジニアは普通の業界とは違って、リファラル(縁故)採用が結構多いです。

理由としては、エンジニアの採用は技術力や人間性という面で評価する必要がある中で、面接という短い時間で相手評価しなければなりません。

しかし自分の社員が薦めてくるエンジニアであれば、自社の採用している技術や文化にマッチする可能性が比較的高いと判断することが多いからです。

そのため、勉強会をきっかけに人脈を広げて転職したという人の話も聞くことがあります。

勉強会で人と話すなんてできるの?と思うかもしれませんが、意外と同じ参加者と話す機会は多いんですよね。

勉強会の多くは夜19時開始など遅い時間から始まるため、太っ腹な所だとお酒と軽食を用意してくれていて、参加者と談笑する時間があったりします。

そんな時間を上手く使って数人と仲良くなることができれば、リファラル採用という可能性も出てきますよ。

もちろん自分で技術力を身に着けた上で、という前提はありますが、直接応募よりも企業の情報を仕入れやすかったり、自分にマッチしているかという点でも確認できるのでおすすめです。

その技術に強い会社を知ることができる

勉強会へ参加するメリットとして、登壇している人が所属している会社からどんな技術を採用しているのか、どんな技術に強いのかというのが分かるようになることです。

1つの技術テーマの勉強会へ何度か参加していると、何度かみたことがある社名の人が登壇していたりします。

そういった人は業務の中で先進的な取り組みを常にしていることが多いので、技術的にもレベルが高いエンジニアが集まっていることが多いです。

自分の興味のあるテーマが決まっているのであれば、そのテーマの勉強会へ参加している人がどんな企業の人なのかという点にも注目してみましょう。

勉強会へ参加するための方法

勉強会へ参加する方法ですが、とっても簡単です。

サイトを活用する

多くの勉強会は以下のサイトを経由して参加者を募集しています。

これらのサイトに登録して自分の好きな技術や興味のある技術について調べてみましょう。

後は参加者の枠で申し込みをするだけでほとんどが無料、もしくは会場代程度で参加することができます。

最初はもくもく会がおすすめ

まだ勉強会へ参加するほど技術は分からないし、不安という方はもくもく会へ参加してみるのがおすすめです。

もくもく会は自分だけだとどうにも集中できないから、みんなで作業するために集まってもくもくしろうぜって会なので、あまり会話する必要もなくイベントに参加するハードルも低いです。

最初に自己紹介をしてどんな作業をするかを話すもくもく会もありますが、それをきっかけに様々な人と会話することができたり。

私もAWSの資格勉強をする際は、よくもくもく会に参加してたりしました。

コワーキングスペースの利用費が安く済んだりもするので、家ではどうしてもポートフォリオ作成が進まない…という人は一度ここから参加してみてはいかがでしょうか。

まとめ:勉強会へ参加して転職へ活かそう

本記事ではこれからエンジニアとして働きたい人に、技術的な勉強会へ参加するメリットについて紹介しました。

要点をまとめます。

要点まとめ
  • エンジニアを目指す人には勉強会がおすすめ
  • 勉強会へ参加するメリット
    • 技術に対する視野が広がる
    • リファラル採用の可能性もある
    • その技術に強い会社を知ることができる
  • サイトへ登録してもくもく会から参加してみよう

勉強会はついエンジニアになった人だけが参加するものと思われがちですが、これからエンジニアを目指す人の良い交流機会ともなります。

是非積極的に参加して、エンジニアとしてのキャリアへ役立ててみて下さい。

 

読んで下さりありがとうございました。