これからエンジニアを目指してプログラミングを勉強したいけど、MacとWindowsどっちがいいの?
私は現在AWSエンジニアとして働いていて、多少プログラミングなどをする機会もあります。
最近転職をしたのですが、これまで手を出せなかったMacbook Proが会社から支給されました。
ちょうど2週間使ってみてMacにもある程度慣れてきたのですが、Windowsとの差にびっくりすることもありました。
本記事では、これからエンジニアを目指す人に向けて、最初に購入するPCはWindowsとMacどっちがいいのかについて紹介します。
この記事を読むことで、これからパソコンを新しく購入するときの参考に慣れば嬉しいです。
結論から先にいうと、これからエンジニアを目指す人はMacBook Proを購入するのが断然おすすめです。
その理由について触れながら解説しますね。
Mac(MacBook Pro)のほうがおすすめの理由

これからエンジニアを目指す人はMac(特にMacBook Pro)を購入することをおすすめします。
理由としては以下のようなメリットがあるからです。
- 開発に関する情報が充実している
- Linuxコマンドが使える
- リセールバリューが高い
- ノートPCとして優秀
開発に関する情報が充実している
エンジニアになろうとしている人へMacをおすすめする一番の理由は「開発に関する情報が充実している」からです。
この後もいくつかメリットをお話しますが、おまけみたいなものだと思って下さい。
エンジニア(特にプログラマー)にはMacユーザーが圧倒的に多いです。
その理由は、ネット上にある情報がMac前提のものが多いから。
一般的な市場のシェアとしてはWIndowsのほうが圧倒的にユーザーが多いですが、開発に関する情報を書くエンジニアはMacが多いです。
私もWindowsで勉強を始めたときに出てくる情報がMac前提のものが多くびっくりしました。
また、初心者でハマりがちな開発環境の構築についてもWIndowsよりMacのほうがスムーズに進みます。
そのため、これからエンジニアとして働きたいという人は、本質とは違う部分で時間を浪費するのは避けるためにも、なるべくMacを購入しましょう。
Linuxコマンドが使える
MacはUnixというOSをベースに作られているので、ターミナルでLinuxのコマンドが使えます。
エンジニアではない方はなにそれ?という感じだと思いますが、エンジニアがよく触っている黒い画面のやつです。
Windowsではコマンドプロンプト/PowerShell、Macだとターミナルなんて呼ばれますね。
プログラミングなどの環境構築をし始めると、これらの黒い画面にはお世話になるのですが、WindowsとMacでは使えるコマンドが違います。
エンジニアで使うコマンドは一般的にはLinuxコマンドです。
私がWindowsを使っていたときにはPowershellに使いたいコマンドがなくて調べ直したりと、いろいろ細かい手間がかかったりしました。
厳密に言えば、Windows上でもLinuxコマンドを使えないわけではありませんが、これからエンジニアになるという人が手を出す部分ではないためおすすめしません。
リセールバリューが高い
これはWindowsのPCと比べてですが、Macはフリマアプリや中古の買取が比較的高めの傾向があります。
そのため、買ってから数年後に買い換えようと思ったときにも綺麗に使用していれば、少しの値落ちで売却することも可能です。
逆にWindowsは1年でも結構価格が下がってしまうので、長期的に見ればMacの方が安く済む可能性もありますね。
ノートPCとして優秀
MacBook Pro前提ですが、とってもノートPCとして優秀です。
使い始めて分かったのはデザインはもちろんですが、液晶やキーボードを含めトータルでさすがAppleという感想でした。
私はそれほどデザインや液晶にこだわるタイプではないのですが、使い始めると全体のフォルムや液晶の広さ、綺麗さなどの良さがわかります。
また、Macでは購入時にキーボードを日本語配列や英語配列で選べるのですが、英語配列を検討してみるのもおすすめです。

英語配列は配置が非常に綺麗なのと、プログラミングをする際も日本語の配列よりタイピングしやすくなりました。
この辺は個人の好みもありますが、最初から英語配列に慣れておくというのもおすすめです。
Macを使う上でのデメリット
ここまではMacのメリットをお話してきましたが、逆にデメリットについても触れておきましょう。
- 価格が高い
- 慣れが必要
- 拡張性が低い
価格が高い
とにかく高い。
私も会社から支給されなかったら一度も買うことなく人生が終わってたかもしれないくらいには高い。
MacBook Proを一番安く買う場合でも134,800(税別)なので、税込み約15万くらいです。
こだわってCPUやメモリを更に良くしようとすれば、あっという間に20万超えてしまいます。
Macはエンジニアになろうとする人におすすめのPCですが、なんといっても初期投資にかける費用が高くなってしまうのがデメリットですね。
この点はリセールバリューのメリットを活かして、長期目線で考えるとランニングコスト的にはWindowsよりも安く済む可能性もありますが、初期費用が高くなってしまうのが辛いところです。
慣れが必要
一般的な家庭には恐らくWindowsのPCがほとんどだと思います。
私もそうでしたが、Macに切り替えたときに慣れるまで結構時間がかかりました。
慣れてきて使い方が分かればむしろWindowsより快適に使えるのですが、最初は戸惑うことが多いと思うので注意が必要です。
ただし、この点はすぐに慣れると思うので、それほど大きなデメリットにはならないでしょう。
拡張性が低い
Macは一度購入してからの拡張性が低いのもデメリット。
WindowsのPCは少し頑張ればメモリを増設できるのですが、Macは購入後になるとできません。
そのため購入時のオプションであらかじめどのスペックにするか、というのを決めなければいけないのが困る所。
これからエンジニアを目指すという人であれば、一番下のモデルでも問題ないと思いますが、こだわりがある人はよく検討して購入しましょう。
これからエンジニアを目指す人へおすすめするPCの選び方

これまで説明したことを踏まえて結局どう選べばいいの?という話ですが、以下のような基準で選ぶのがいいと思います。
- 本気でエンジニアを目指すならMac
- どうしても初期コストが辛いならWindows
本気でエンジニアを目指すならMac
これからエンジニアを目指してプログラミングなどを頑張っていきたいと考えるのであれば、MacBook Proを使いましょう。
そうすることでエンジニアとして注力すべき、プログラミングなどにより多くの時間割り当てることができます。
本気でエンジニアになりたいのであれば、余計な部分に詰まって時間を浪費しないためにも、Macという相棒を手にいれることで効率もグッとあがりますよ。
コストが辛い人は新品でなくとも、中古で購入することを検討してみていいかもしれませんね。
どうしても初期コストが辛いならWindows
どうしても手元にお金がない…という場合ならWindowsにしましょう。
Windowsの場合は、Macと比較して低価格で良いスペックのものを購入することができるのがメリット。
環境構築などで辛い場面がいくつかあるかもしれませんが、最近ではクラウドIDEというクラウド上に環境を構築できるものもあります。
そういったツールを駆使していく覚悟があれば、Windowsでも問題ありません。
リセールバリューを考えてMacの方が1年間あたりのコストが安くなる可能性もあるので、よく市場価格を見てから判断しましょう。
まとめ:これからエンジニアを目指すならMacBook Proを使いましょう!

本記事では、これからエンジニアを目指す人に向けて、最初に購入するPCはWindowsとMacどっちがいいのかについて紹介しました。
要点をまとめます。
- 情報量的にエンジニアにはMacがおすすめ
- コストがどうしても厳しいならWindows
これからエンジニアを目指す人は、なるべくプログラミングをするという本質に時間を使うことが大切です。
なるべくそれ以外に時間を浪費しないためにもMacBook Proを購入してから学習を始めましょう。
MacBook Proを購入するなら
個人的なおすすめはこちらのスペックです。
最低限メモリは16GBあったほうが今後長く使っていく上では必要になってくると思います。
8GBになってしまうとスペック的に足りないと感じることが多いはずなので、できれば16GBは確保しておきましょう。
Windowsで購入するなら
私が使っているLG gramというパソコンは、スペック的に上記のMacと比較して使用感があまり変わらないのでおすすめです。
メモリが8GBですが、メモリを増設することで16GBにすることが可能なので、一緒にメモリを購入することをおすすめします。
増設方法についてはこちらの記事で解説しているので参考にしてみて下さい。

読んで下さりありがとうございました。