プログラミング

バックエンドエンジニアを目指すなら 身につけるべき5つのITスキル

本業でエンジニアとして働いています。

こんな疑問に答えます

これからバックエンドエンジニアを目指したいけど、どんなスキルを身に着けておくべき?

本記事では私が考えるバックエンドエンジニアとして最低限身につけておくべきITスキルについて紹介します。

今後エンジニアの需要は増え続ける

現在でもIT人材の不足は話題とされますが、その傾向は今後も続くと思います。

下の図を見ても分かる通り、IT人材のニーズは今後も高まるとされていて、これからの時代にエンジニアとしてキャリアを積むことは自分の市場価値を高めることにつながると考えられます。

海外IT人材動向から読み解く:日本企業のデジタル化を担う優秀なIT人材の獲得に向けた提言(1/2)より引用

こうした傾向から、エンジニアとして働くことができれば将来的に高めの年収を狙いながらも、自分自信の市場価値を高めていくことができます。

そのためにも、エンジニアとして働くためになるべく早く必要なスキルを身に着けることが重要です。

バックエンドエンジニアとして身に付けなければならないスキル

あなたがもしバックエンドエンジニアとしてこれから働きたいと考えているのであれば、最低限身につけておくべきスキルを紹介します。

ここで上げているスキルだけでいいというわけではありません。エンジニアとして求められるスキルは幅広く業務によっても変わるため、誰もが学ぶことができてほぼ必須となるスキルに限定して紹介します。

プログラミング言語

バックエンドエンジニアとしては必須のプログラミングスキルです。

どの言語を選ぶかは自分がどんな仕事をしたいか?という目的によって変わってきますが、とにかく1つの言語について深めることが重要です。

一つのプログラミング言語を勉強する中で、以下のようなスキルを身につける必要があります。

  • 読みやすいコードの書き方
  • オブジェクト指向
  • アルゴリズム・データ構造

これらはどの言語でもほとんどの場合学ぶことになるため、正しい情報を元にしっかりと学習していきましょう。

コードの正しい書き方を学ぶのであれば、なるべく早い段階でこちらの本を手元に置いておくことをおすすめします。常に手元に置いておいていつでも見れるようにしておくと、迷うことなく正しいコードがかけるようになります。

「どのプログラミング言語を選んだらいいか分からない…」という人はこちらの記事を参考にして下さい。

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Linux・Unix

バックエンド開発では多くの場合、Linuxコマンドを使うことになります。

基本的な操作は一通りできるようになっておくことで作業効率が上がります。ただし深堀りする必要はなく、あくまでよく使うコマンドに慣れておく程度で大丈夫です。

もしわからないことがあれば、都度調べながら操作できるように最低限の操作は覚えておきましょう。

パブリッククラウド

AWS(Amazon Web Service)を始めとしたクラウドは多くの業界で使われるようになりました。

AWSだけでなく、GCPやAzureも会社によっては採用されていて複数のクラウドサービスを使用する場合もあるかもしれません。

クラウドサービスのおかげでインフラ構築がお手軽になったことに加えて、コードでインフラを管理するIaC(Infrastructure as Code)呼ばれる技術も出てきたことから、バックエンドエンジニアでもインフラが身近になりました。

バックエンドエンジニアだとしてもAWSなどのパブリッククラウドをある程度触れることは、スキルの幅を広げるのと同時に需要が高くなっていると感じます。

業界的にも需要が高まっていて、基礎的なサービスについては理解しておくと他の人と差別化できるポイントなので、勉強することをおすすめします。

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フレームワーク

プログラミング言語を学ぶ際、こちらも言語に合わせて1つは学んでおきましょう。

RubyであればRuby on Rails、PythonであればDjangoかFlaskなどいくつか有名なものがありますが、選択した言語でメジャーなフレームワークに取り組んでおくと、他のフレームワークの概念も理解しやすくなります。

未経験からバックエンドエンジニアとして就職活動をする際は、必ずポートフォリオを作成することになると思うので、フレームワークの勉強はしっかりしておきましょう。

データベース

データベースにもいくつか種類がありますが、まずは「リレーショナルデータベース(RDB)」から学びましょう。

データベースといえば現在はRDBを指すことが多いですし、今後も長い目で見てなくなることはないです。

アプリケーションのデータを格納するためにデータベースを使うことになりますが、バックエンドエンジニアはデータの挿入や更新、削除といった最低限の知識は持っておきたいところです。

データベースにもMySQLやPostgreSQLといった細かい差はありますが、自分が学ぶ教材に合わせて使うことができれば問題はありません。

どのようにスキルを磨くか

バックエンドエンジニアとして身につけるスキルは多様にあり、そのための手段も様々です。

しかし、初心者がネットや本で調べながら1から勉強するのはハードルが高すぎて、ほとんどの場合挫折すると思います。私はプログラミングを会社で学びましたが、近くに講師がいる環境でもとても辛い思いをしました…

そのため、なるべく自分にあった挫折しない方法でこれらのスキルを身に着けていく必要があります。

ネットや本で学ぶことが悪いわけではありませんが、初心者には乗り越えなければならないハードルが多くあまりおすすめできません。

まずは基礎の基礎から初めることができ、体系的に学ぶことができる方法であるプログラミングスクールとオンライン講座それぞれで学ぶ場合のメリットとデメリットを簡単に紹介します。

プログラミングスクール

私がもしエンジニアとして働くことに全力で投資するのであれば、プログラミングスクールが一番無難だと思います。

理由としては、以下のようなメリットがあるためです。

  • 躓く部分を講師に聞きやすい
  • 強制的に学ぶ環境を作ることができる
  • チーム開発を経験できる
  • 転職活動をサポートしてくれる

自分ひとりだと怠けてしまう…という悩みを持つ人には最適な環境ですし、チーム開発ができるのも現場に入ったときに経験が活きます。

ただし、メリットばかりではなくデメリットもあります。

  • 費用が高額
  • まとまった時間を確保する必要がある

こうした点を踏まえて判断する必要があります。

短期間でエンジニアになるには最も効率的な方法なので、強い決意がある人におすすめです。

プログラミングスクールは最短でエンジニアに必要なスキルを身に着けたい人向け

 

オンライン講座

本業を続けながらも、空き時間で勉強していきたいという人にはオンライン型の講座がおすすめです。

オンライン講座は以下のようなメリットがあります。

  • 好きな時間に学ぶことができる
  • 費用がそれほどかからない
  • 場所を選ばずに勉強できる

もちろんデメリットもあります。

  • 強い意志が無いと続かない(やらないのも自由)
  • チーム開発が経験できない
  • 講師への質問がしづらい

スクールとは違い、自分のタイミングで学習できる反面、強い意志を持って続けることが必要になります。

ただし最近はコンテンツが豊富にネット上で提供されており、しっかりと自己管理ができる人はオンライン形式の講義で勉強でも問題ないと思います。

私はUdemyというオンラインの学習プラットフォームを利用してスキルを身に着けています。以下の講座で紹介している講座は、未経験からバックエンドエンジニアになる際に必要なスキルを網羅してくれていますので参考にしてみて下さい。

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オンライン講座での学習は自己管理ができて、なるべくお金をかけないで学習したい人向け

まとめ:自分のキャリアを自らの力で切り開こう

本記事では私が考えるバックエンドエンジニアとして最低限身につけておくべきITスキルについて紹介しました。

要点まとめ

バックエンドエンジニアとして身に付けるべきスキル

  • プログラミング言語
  • Linux・Unix
  • パブリッククラウド
  • フレームワーク
  • データベース

以上のスキルを磨くには、本やネットの情報だけから学び始めるのではなく、プログラミングスクールやオンラインの講座をうまく活用してから始めていきましょう。

きっと上記のスキルを身につけることができれば、あなたはエンジニアの入り口に立つことができます。

これからバックエンドエンジニアを目指す人の参考になれば嬉しいです。

 

読んで下さりありがとうございました。