エンジニアとして今後どのようにキャリアプランを考えていくか悩んでいる人
私は現在大手のSIerに勤務しながらAWSに関わる業務をしていますが、既に転職先が決まっており、8月から新たな職場でAWSエンジニアとして働くことが決まっています。
転職活動は1ヶ月程度で終わりましたが、転職をするべきか?今後どのようなキャリアプランを考えていくべきか?を深く考えるきっかけになりました。
本記事では、私自身が転職するにあたって考えた、「エンジニアとしてのキャリアプラン」をどう考えていくべきかについて紹介します。
私が大企業の中にいて感じたことから、転職活動を始めるまでに考えたことをつらつらと書いています。
もし、今あなたがSIerやSESで働いており、今後のキャリアをどうするべきか悩んでいるのであれば参考になるかもしれません。
キャリアプランの考え方

私の場合ですが社会人3年目の後半にもなると、どのように会社の人が働いているのかが見えてきました。
すると、自分自身が今後どんなキャリアを考えていくべきか?ということが自然と頭によぎるようにいきます。
そこから自分なりにキャリアプランを考えていきました。
大手SIerに勤めて感じたこと
私はいわゆる大企業に勤めていたのですが、2年目の後半から「AWS(amazon web services)」を推進するチームに配属されました。
AWSは比較的先進的なことを学ぶことができ、始めの頃は楽しく学んでいたのですが、1年経った頃から、様々なことが気になるようになります。
- メンターとなる技術力が高い人がいない
- 実際に自分で構築できる案件が少ない
- 技術を学んだ後のキャリアパスが不明瞭(評価軸があいまい)
- 大きな組織が変わるには膨大な時間がかかる
大手SIerあるあるだと思いますが、基本マネジメントが業務となっているため技術力のある社員は殆どおらず、キャリアパスもマネジメント以外ありません。
開発は下請けに外注するのがデフォルトのため、社内に技術力が育たない⇛メンターとなる先輩がいない、という環境になっていました。
もちろんこれまでのビジネスモデルからすると収益化もできているので間違ってはいないので、ここでSIerの構造を否定しようとは思ってはいません。
ただ、技術に興味を持ちエンジニアとして働きたい私には、そのように映ったというお話です。
もちろん私のように考えた退職者も多く、会社としても様々な改革を進めていましたが、大きな企業ほど変わるまでには時間がかかります。
私が気になり始めたようなことが改善するまでには、恐らく5年程度はかかるのだろうなと思うと、自然と転職を考えるようになりました。
企業に依存しない生き方を考える
転職を考え始めると、具体的なキャリアを考え始めました。
今の時代、終身雇用は崩壊して今後どのようなことで企業にいれなくなるかわかりません。
実際、私が勤めている大手の企業では少しずつ福利厚生などが縮小されており、業績としても芳しくない状態が続いていることが感じられました。
そのような時代の中で、企業に依存した働き方を続けていくのは、たとえ大企業でもリスクが大きいです。
その結果、今後は市場価値のあるスキルを身に着け、たとえどんな状況でも働く先を見つけられることができる人材になるのがよいと考えました。
エンジニアとしての価値は「スキル」

市場価値のある人材になるためには、それ相応の求められるスキルを身につける必要があります。
エンジニアの場合は「どんなプログラミング言語がかけるか?」「これまでどんなフレームワークを使ったことがあるか?」といったことですね。
私は今後エンジニアとして働きたいと考えていたので、今後身に付けていくべきスキルについても考える必要がありました。
役割によって変わる「スキル」
エンジニアといっても、その役割はとても多いため一口にこれというものはいえません。
一例を上げてみます。
- バックエンドエンジニア⇛プログラミング言語やフレームワーク
- インフラエンジニア⇛インフラの知識やクラウドサービスの知見
- フロントエンジニア⇛HTMLやCSS,Javascript、デザイン
ざっと書いてますが、それぞれを深堀りしていけば学ぶことができる技術はいくらでもあります。
自分がどのような役割のエンジニアとして働きたいのかを考えて、学ぶべきスキルを考えていきましょう。
伸ばすべきスキル
私の視点から言えば、クラウドサービスの1つであるAWSを更に活用してシステムを構築したいと考えていました。
理由としては、現在最もシェアが伸びている技術で今後も需要が伸びていくと考えたからです。
そのため、私の伸ばすべきスキルはインフラ知識はもちろんのこと、AWSをどんどん身につけていこう、という考えになりました。
先程お話した通り、役割によって伸ばすべきスキルは全く違います。
どの役割でも需要が高く市場価値があるかどうか?という視点で技術を選んでいくことが大切です。
キャリアプランは安定を捨て、能力を伸ばせる道へ

エンジニアとして企業に依存しない働き方を目指すのであれば、市場価値が高いスキルを身に着けていく必要があります。
そのためにも私は大企業としての「安定」を捨て、市場価値のあるスキルを身に付けるという「能力」を伸ばすことができる企業へ転職しました。
エンジニアのキャリアプランはこうした「スキル」を軸に生きる必要があります。
エンジニアはスキルのアップデートが必須
一度市場価値のあるスキルを身に着けたからといって、一生安泰かといわれればそんなことはありません。
常にITは進化しており、すぐに今の技術がレガシーといわれる時代が来ます。
そのときいつの間に取り残され、市場価値がない人材とならないように、スキルのアップデートは必須です。
定期的に自分のスキルの棚卸しをして、技術ポートフォリオを作るのもいいかなと思っています。
世の中から自分のポートフォリオ内の需要が下がってきた技術が増えてくれば、能動的に新しいものを学んでいく。
そんなことをイメージしながら今後はスキルのアップデートをしていく必要があると考えています。
スキルを学べる環境に身を置く
スキルのアップデートをするときには、その技術を学ぶことができる環境へ身を置くことが最も効率的です。
その理由は、技術を学ぶには実務で経験するのが一番早いからです。
理想は自分の技術ポートフォリオを元に、アップデートしたい技術を使った案件に参画していくことですね。
そうすることで、自然と技術を学べる環境に身を置きながら、ポートフォリオの更新ができるという一石二鳥です。
うまくいくかは分かりませんが、今回の転職はこのパターンに近いと感じているため、貪欲に環境を変えていこうと思っています。
まとめ:エンジニアとしてスキルを磨いていこう!

本記事では、私自身が転職するにあたって考えた、「エンジニアとしてのキャリアプラン」をどう考えていくべきかについて紹介しました。
要点をまとめます。
- これからは企業に依存しない生き方が大切
- エンジニアであれば、市場価値のあるスキルを身に付ける
- スキルは定期的にアップデートしよう
私が転職をするまでに考えたエンジニアのキャリアプランですが、まだまだ将来はふわっとしています。
ただ、市場価値の高い人材となるためのスキルを身に着け、アップデートしていくという軸は忘れないようにしたいですね。
私の場合は、エンジニアとしてのスキルを磨くためにUdemyを活用しています。

もしあなたがこれからエンジニアとしてのキャリアを考えるのであれば、市場価値の高い技術を動画で学習することができるのでおすすめですよ。
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読んで下さりありがとうございました。