最近ずっとAWSの勉強してますが、これまで真面目に勉強してこなかったツケが回ってきました。
というのもAWSは簡単に構築できるとは言っても、必要な前提知識が必要です。
AWSそのものへの知識だけでは不足していて、もっと根本的な知識がないと全く理解できないことを体感してるので、今後AWS有識者として働きたい方はまず基本から学んでおきましょう。
AWSは簡単に構築できる
とはいっても前提としてAWSはこれまでのオンプレミス(自前でサーバーなどを用意してシステムを構築すること)と比べると断然簡単で、素人でもなんとなくであれば構築できます。
AWSに限った話ではありませんが、パブリッククラウドはとりあえずサーバーをクラウド上に用意して、不足があれば後からスケールアップ(性能を上げる)・スケールアウト(台数を増やす)という運用が可能です。
そのため案件があっても必要なスペック、容量等々素人が見積もるには難しい部分を解決してくれるのが強みであり、私のような素人でも手順さえあればそれっぽくなるんですよね。
しかし業務やキャリアの一つとしてAWSを使う人は次のことを学ぶことになるのは認識しておいたほうが良いと思います。
AWSで業務をする上で必要な知識
私がAWSに携わり初めて感じた必要な知識は3つです。
AWSが提供しているサービス全般
当たり前ですが、AWSを使うので提供されているサービスを網羅する勢いがないと仕事では使えません。
構築するシステムの要件に合わせてサービスを利用することになるため、そんなサービス知らなかったでは済まされませんね。
基本的なEC2やVPC等は勿論、最適な構築を行うためには各サービスに対する理解と知識が必要になることは必須です。
AWSクラウド活用資料集に資料が展開されているため、ここで各サービスについて勉強しておくことが求められます。
基本情報技術者レベルの基礎
基本情報レベルなんて笑われるかもしれませんが、資格を持っているではなく知識として知っていて、その知識を使うことができるのが前提です。
私は基本情報技術者は持っていますが、正直付け焼き刃で勉強した結果、ギリギリで合格したため活用できるレベルの知識はありませんでした。
そのためAWSの各サービスを勉強し始めた際は、サービスの機能はわかるけどそれがなぜ必要なのかという基本が理解できておらず、ネットワークは一から勉強しています。
アーキテクチャ部分に関して弱いなと思う人はしっかり理解した上でAWSを触るほうが良いかもしれません。
ベスト・プラクティス
AWSでは構築におけるベスト・プラクティスをホワイトペーパーで公開しています。
これはAWSを利用してシステムを提供する際の規範的なガイドで、理想的な構築とするための情報を提供してくれています。
仕事としてAWSを使う人は各サービスとIT関連の基礎知識を身に着けた後はこのベストプラクティスを理解することが求められるでしょう。
情報を追いかける姿勢
業務でAWSに関わる上で最も重要になるのが、情報を追いかける姿勢です。
IT業界は元から様々な技術が出てくるため移り変わりが早いですが、AWSはそのスピードがとても早いです。
AWS側は次々と新しいサービスを提供しており、1年も経てば最も理想的な構築方法は変わっているでしょう。
そんなスピード感があるパブリッククラウドを仕事で使おうと考える人は、常に情報に対してアンテナを立て、学んでいく姿勢が求められます。
まとめ
AWSはこれから更に需要が上がり、資格を持っている人なんかはどこでも重宝される存在になれると思います。
これから勉強を初めて、有識者として頑張りたいと考えている人はAWSのサービスを理解することは勿論のこと、基本的なIT知識と情報を追いかける姿勢を忘れずにいてください。