AWSを勉強して転職活動をしたいんだけど、AWS認定を持っていたほうが転職に有利?
ここ数年はAWSの人気が高まり、AWSを学んで転職したいと考えている人もいるのではないでしょうか。
私もその一人で、つい先月AWSを勉強してAWSエンジニアとして転職することができました。
本記事では転職活動においてAWS認定が有利に働いたのか?について解説していきます。
結論から先にいうと、AWS認定は他の資格よりもAWSエンジニアを求めている企業から見て目に止まりやすく、転職に有利に働きやすいです。
是非これからAWSの認定を取得しようか考えている人は、この記事を読んで転職などにつなげてみて下さい。
AWS認定を取得して転職活動をした体験

まずは私がAWS認定を取得して転職活動を行ったときの経験についてお話します。
私のスペックと取得した認定
前提として私の転職活動時のスペックと、その時期に取得した資格についてです。
私は日東駒専レベルの文系大卒でITは全く分からない状態で大手のユーザー系SIerに運良く新卒入社しました。
1年程度は全くAWSに関係のない部署を経験し、その後1年半でAWSに関わる業務を行っていくことになります。
ただし、AWSに関わっている間は構築作業などの業務はほとんど担当せずに、ちょっとした見積もりや社内のルール整備など、ドキュメントを見て判断するようなものが多かったです。
実装経験はまったくないけどある程度どんなサービスかは知っています、というレベルですね。
転職活動と平行でAWS認定も取得しており、転職活動時は以下3つの資格を取得していました。
- AWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト
- AWS認定デベロッパー-アソシエイト
- AWS認定システムオペレーション(SysOps)アドミニストレーター-アソシエイト
3つともAWS認定のアソシエイトレベルであり、ある程度AWSのサービスは幅広く知っていますという証明になるイメージでしょうか。
その2ヶ月後には以下2つの認定も取得しています。
- AWS認定ソリューションアーキテクト-プロフェッショナル
- AWS認定DevOpsエンジニア-プロフェッショナル
こちらはAWS認定の中でもプロフェッショナルレベルの認定であり、非常に難易度が高いものになっています。
本当にギリギリでしたが、なんとか認定に合格することができ転職活動に臨むことができました。
ビズリーチとWantedlyからのスカウト
私が転職活動を行っているときに利用した転職サイトはビズリーチとWantedlyでした。
アソシエイト3つのときにもこの2つのサイトには登録していたのですが、それほど私も積極的に行動していなかったこともあり、それほどスカウトが来ることもありませんでした。
しかしAWS認定のプロ2つを登録したところ、いくつかの企業からスカウトの通知が届くように。
その会社のなかにはクラウドを専門に受託している受託会社や、サービスを提供している会社のSREポジションなど様々なところからスカウトを頂きました。
やはりプロ資格を取得するとなると大きく外からの見え方が違うようで、プロ資格の登録とともに自分の市場価値を体感できて嬉しかったですね。
転職エージェントの反応
対して転職エージェントは、正直それほど反応はありませんでしたね。
私は今回2人の転職エージェントと会話したのですが、どちらもAWSという言葉は知っているけど認定がどれほどの価値があるのかは分からないという感じの反応。
ITには国家資格はもちろんベンダー資格にも非常に多くの種類があるので、それについて言及することはあまりないのでしょうね。
AWSのプロ認定を持っていたとしても、どの程度企業側からの反応がよくなるのか、前例としてどの程度あるのか、というデータは恐らくどのエージェントでも少ないんだろうなというのは感じました。
ただし、あくまで履歴書や職務経歴書を見るのは企業側なので、転職エージェントにAWSを軸に転職活動をしたい旨を伝えることで、それほど認識のズレがなく進めることができたと感じています。
転職エージェントから紹介される求人にはAWSのものは非常に沢山ありました。
AWS認定で転職活動は有利になったか

これらの経験を通じて、AWS認定を取得することが転職活動に有利になると感じました。
特にビズリーチなどの転職サイトからくるスカウトには、自分のスキルまでをしっかり見た上で送ってきてくれていたので、自分の市場価値が高まっていることを体感できました。
そのスカウトの中でも実際に面談をした会社ももちろんあります。
私は最終的に直接応募でAWSの受託開発をしている会社に転職したのですが、その際もAWS認定が大きく役立ちました。
今はAWSが流行りというのもあり、どこの会社でも選ばれていて需用が高い。
またAWS認定に合格するには業務的な知識も必要になることから転職活動には有利に働くはずです。
そのため、もしこれから転職活動をする予定でプロフェッショナル資格が取れそうだと言う人は、短期間で勉強して取得するというのも企業からの印象を良くする意味でもいいですね。
まとめ:AWS認定を取得して転職活動を有利に進めよう

本記事では転職活動においてAWS認定が有利に働いたのか?について解説しました。
要点をまとめます。
- AWS認定は転職に有利に働く実感があった
- 特にプロフェッショナル資格を取得すると反応が変わる
- 転職活動前に取得できそうであれば取得がオススメ(特にプロフェッショナル認定)
AWSの認定は難易度が高い分、実務で活かせる知識も多く身につくため業務に入った後でも活きる知識が多いです。
転職活動前に取得できるのであれば、一度努力して取得すると他の人と大きく差別化できるためオススメですよ。
AWS認定を取得したいと思った人は是非Udemyを使いましょう。
私は取得済みのAWS認定全てをUdemyで学習して取得しました。
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読んで下さりありがとうございました。