AWS認定って取得することで具体的にどんなメリットがあるの?
私は本業でAWSエンジニアとして働いていて、現在AWS認定は5つ取得しています。
本記事ではそんな私が感じた、AWS認定を取得することで得られるメリットについて解説します。
これからAWS認定を取得したいと感じている人は、そのメリットを知ってAWS認定にチャレンジしてみてくださいね。
AWS認定について
AWS認定についてですが、最近では知名度も上がってきていて取得したいと思っている人も多いのではないでしょうか。
AWS認定の数は12
現在AWS認定は12個となっています。

AWS認定より引用
- クラウドプラクティショナー
- ソリューションアーキテクト – アソシエイト
- デベロッパー – アソシエイト
- SysOpsアドミニストレーター – アソシエイト
- DevOpsエンジニア – プロフェッショナル
- ソリューションアーキテクト – プロフェッショナル
- ビッグデータ – 専門知識
- セキュリティ – 専門知識
- 高度なネットワーキング – 専門知識
- 機械学習 – 専門知識
- Alexaスキルビルダー – 専門知識
- データベース – 専門知識(new)
最近データベースの認定が追加されたため、全てを取得しているという人は数少ないですね。
AWS認定は基礎のクラウドプラクティショナーからある程度の知識を証明するアソシエイト3つ、プロフェッショナルといった順番になっています。
専門知識の認定については業務で中心にやっている人が取得するもの、と思っていただければ良いです。
需用が高まっている資格
AWS認定は近年役立つIT資格としても注目が高まっています。
去年の日経新聞ではこんな記事も出ていました。会員にならないとネット上では中身が見れませんが、AWS認定の人気が高まってきたことが分かるデータが載っています。
これは世の中のシステム開発がパブリッククラウド中心にシフトしていることを受け、ITエンジニアの需用も、AWSやAzure、GCPといった知識が求められるようになってきましたことに起因しています。
その流れを受け、AWS認定は今取得したい資格としても上位に食い込むような資格となっているんでしょうね。
AWS認定を取得すると特典がもらえる

AWS 認定個人に対する利点より引用
それではAWS認定について取得するメリットについてですが、まずはAWS公式からもらえる特典について紹介します。
- デジタルバッジ
- 無料模擬試験バウチャー
- 次回試験代50%OFFバウチャー
- AWS認定ストアへのアクセス
デジタルバッジ
AWS認定を取得すると、その認定に応じたデジタルバッジを利用する権利がもらえます。
私は現在5つの認定資格を取得しているので、このブログにも5つ分のデジタルバッジを載せています。
発表資料などに載せて、自分のAWSへの知識量を証明するものとして利用できますよ。
無料模擬試験バウチャー
一度認定に合格すると、次回以降他の認定で模擬試験を受けるときの代金を無料にできるバーチャーをもらうことができます。
模擬試験にはアソシエイトは2000円、他は4000円かかるので私も必ず利用しています。
次回試験代50%OFFバウチャー
模擬試験のバウチャーだけでなく、認定試験の代金を50%割引してくれるバウチャーももらえます。
このバウチャー2つはたくさん認定を取得したい人にとっては大きなメリットですね。
認定を申し込むときの支払情報画面で、バウチャーを入力する所があるので忘れずに入力しましょう。
AWS認定ストアへのアクセス
AWS認定を取得すると、認定者限定でアクセスできるストアへのアクセス権をもらうことができます。
アソシエイトとプロフェッショナルで購入できる商品数に違いがあり、プロフェッショナルのほうが多くのラインナップが揃っていました。
AWSグッズが欲しい人はAWS認定を取得しておくと、ちょっと優越感に浸れますよ。
AWSイベントで認定者専用のラウンジが使用できる
AWSでは毎年イベントが開催されていて、そのときには会場内で認定者専用のラウンジが用意されています。
そこでは電源やWiFiが無料で利用できるのに加えて、飲料やお菓子などもタダで配布してくれます。
ちょっとした優越感があるのと、AWSサミットなどのイベントはかなり長丁場で疲れるので、こういったラウンジで休憩できるのは大きなメリットです。
AWS認定を取得して感じたメリット

ここからはAWS認定を取得したことによって感じたメリットについても紹介します。
AWS認定は他のIT資格に比べて実践的で、取得するメリットが多い認定だと感じています。
AWSサービスを幅広く学ぶことができる
まず、AWS認定を取得したことで本当に幅広いサービスについての知識を得ることができました。
AWSでは数え切れないほどのサービスが提供されていて、仕事でAWSを触っている私でさえ追いきれていません。
しかし、AWS認定を取得するための学習を通じて、システム構築において中心となるサービスについては効率よく学習することができました。
これをなんの目的もなく学習していたら、AWSの膨大な情報量に圧倒されてどこから学習を進めていいのか分からなかったでしょう。
AWSのアソシエイトレベル3つを取得すると、AWSアーキテクトから開発者、運用担当者まで利用するサービスを幅広く網羅することが可能です。
更にプロ資格まで目指すと、ほとんどのケースではシステム構築に利用するメインのサービスは抑えることができるという点で、AWS認定を取得してよかったと感じています。
転職時に有利に働く
AWS認定は転職でも有利に働くことが多いです。
私は昨年度プロフェッショナル資格を2つ取得した段階で転職活動を行っていましたが、やはり優良企業と言われている会社から声をかけて貰える機会が増えました。
どのようにAWS認定が転職に有利になったのかはこちらの記事で紹介しています。
https://juso.site/it-skill/aws/certified-change-job
継続的に学習するモチベーションになる
AWS認定は12個という数の認定がありますが、これを全て取得している人は相当の知識量を持っている人です。
認定資格は難易度も非常に高く、プロフェッショナル資格と専門知識の認定については何度も落ちてから取得するという人も多いんですよね。
こういった認定資格は取得することは難しいですが、自分の知識量を測るにはとても良い基準だと思っています。
こういった認定の基準がなければ、業務意外でAWSへのモチベーションを保つことも難しいと思うので。
私の場合は最終的には12個全ての認定を取得したいと考えていますが、現在はまだ5つ。あと7つも取得しなければならない認定が残っています。
現在の5つを取得するだけでも1年以上の時間がかかっていますので、今後も長い期間学習を進める必要があるでしょう。
これはマイナスではなく、更にAWSの専門家になるための継続的なモチベーションを維持してくれるプラスとして捉えています。
AWSをもっと詳しくなりたいと考えている人は、AWS認定の取得を目標にすることで継続的に学習をする良い機会になるのではないでしょうか。
まとめ:AWS認定取得を目指して専門性を高めよう

本記事ではAWS認定を取得することで得られるメリットについて解説しました。
要点をまとめます。
- AWS認定は需用が高まっている
- AWS認定の特典として、試験代のバウチャーやデジタルバッジなどがもらえる
- AWS認定は継続的に知識を深めるための良い基準で転職にも有利
AWS認定を取得することのメリットが少しでも伝わったでしょうか。
特にこれからAWSを使って転職をしたいと考えている人には、是非取得をオススメしたいです。
これからAWS認定を取得する人は、以下の記事でAWS認定におすすめのUdemy講座を紹介しているので、頑張ってみて下さいね。

読んで下さりありがとうございました。