本日AWS Summit2019に参加してきました。AWSのイベントに参加するのは今回が初になります。
ライブストリーミングとか後日資料も公式で展開されるので、正直現地まで行かなくてもいいのではなんて考えていたのですが、現場の空気感やいち早く情報をピックアップできるという点では実際は行ってよかったです。
現地にいるとちゃんと聞かなきゃという意識もあってインプットの質も良かったです。
まずAWS Summitでは3日間で非常に多くのセッションが開催されており、どれを聞けばいいかは個人の業務内容や興味がある分野になるかと思います。
私は企業内におけるクラウドの共通基盤、サーバーレスアーキテクチャ、運用の自動化のテーマに関わる部分を中心にピックアップして話を聞いてみました。
セッションを聞いた感想
率直な感想としては、どの企業でもクラウドの導入を進める中で課題となることはほとんど同じであり、AWS側でもそれを認識してワークロードを提供してくれているということです。
例えばクラウドの共通基盤を自社で作成し利用の促進を進めようとすると、課題となることはガバナンスやセキュリティの確保やクラウドならではのアジリティを失わない設計にするためにはなんてことがテーマになります。
これに対する回答としては共通基盤を作成する場合これまで自社で利用していたチェックリストを基準に「ガードレール」を作成するのがベストプラクティスであるとセッションの中で説明がありました。
こうしたイベントに参加しないと自社の課題が共通的なものであり、解決策まで用意されていることを認識することはできなかったと思います。
そういった意味でクラウドを導入しようとしている人たちが会場内で同じ課題を抱えていることを知ることができたことは大きな収穫でした。
悩んでいる人が多いことは大抵解決策も多くのパターンが事例として展開されるはずなので、参考にすることができる可能性が非常に高いと思います。
AWS以外のサービスへの認識
AWS Summitの会場には非常に沢山のスポンサーが出店していました。
最近では多くの企業がクラウドに適応したサービスを展開していて、機能もAWSに合わせて利用できるようになっています。
今回私は特にAWSのセッション以外に興味はなかったのですが、ブースを出しているいくつかの企業の製品、サービスを現地で知ることができました。
案件等で監視や運用等で利用するサービスに悩んでいたりする場合や選択肢を増やしたいという場合は現地で説明を受けてみるのも良いかと思います。
まとめ
AWSのイベントは良質なインプットが多く参加するメリットが非常に大きいと感じました。特にこれから業務で社内にクラウドを浸透させていこうと考えているような人は、他社の事例など参考になる部分が多いと思います。
私も今後はAWS Summitだけでなく他のイベントにも積極的参加して最新の情報をインプットしていく意識を持ち続けたいと思いました。