AWS認定をたくさん取りたいと思っている人は、まず何から勉強すればいいの?という悩みを抱えたことはないでしょうか。
私は現在AWS資格をアソシエイト3つとプロ2つを取得していますが、特にプロを取得する際は教材も少なく、何から学習するべきなのかとても悩みました。
そんな人に向けて、意外と知られていないAWS公式が提供指定してくれているEラーニングについて紹介します。
これからAWS認定を受ける人は、まず公式のEラーニングを受講することで、その認定の基礎となる部分を効率的に身につけることができますよ。
AWS認定は学習するためのリソースが少ない
AWSの認定は数が多いのに対して、それに合わせた学習教材がとても少ないです。
現在(2020/08/23)では12個の認定が存在しています。
- AWS認定クラウドプラクティショナー
- AWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト
- AWS認定デベロッパー-アソシエイト
- AWS認定システムオペレーション(SysOps)アドミニストレーター-アソシエイト
- AWS認定ソリューションアーキテクト-プロフェッショナル
- AWS認定DevOpsエンジニア-プロフェッショナル
- AWS認定ビッグデータ-専門知識
- AWS認定高度なネットワーク-専門知識
- AWS認定セキュリティ-専門知識
- AWS認定 機械学習-専門知識
- AWS認定 Alexaスキルビルダー-スペシャリティ
- AWS認定データベース-専門知識
これらの認定を学習すると、幅広くAWSサービスの知識を身につけることができるので、業務で活かせる部分というのも出てくると思うのですが、流石に範囲が広すぎますよね。
公式からの情報が少ないことや専用の書籍がない・出版されてもすぐに情報が古くなってしまうことからもAWS認定は特に学習が難しいと言えます。
AWS認定にEラーニングは非常に良い教材

そんななかでも意外と知られていない学習教材が、公式で提供してくれているEラーニングです。
ここでは、AWSがAWSサービスの理解を推進するための教材が多く提供されているのですが、この中にAWS認定のEラーニングが提供されています。
もちろん受講は無料なので、安心して利用することができますよ。
試験範囲で重要な点がわかりやすい
公式から提供されているEラーニングということで、試験範囲に沿ったテーマで進むため認定で大事なサービスやよく出題される使い方などがとても分かりやすいです。
その中でも具体的な用途や出題されるときの問題分などを例にして解説してくれるため、試験範囲の中でも、特に重要なものがある程度把握できるような作りになっています。
もしこれから認定資格を学習したいと感じた人は、ここからスタートすることでベースラインの点数を大きく底上げすることができるはずですよ。
網羅的に学習することができる
Eラーニング自体は3時間から4時間というコンパクトな時間にまとまっていますが、紹介されるサービスは試験範囲を網羅的にカバーできるように作られています。
出題される全てのサービスが網羅されているわけではありませんが、それでも幅広くサービスの名前が出てくるので、「あ、これは知らないサービスだ」というのがよく出てきます。
こういったサービスを中心に学習することで100%まではいきませんが90%程度はカバーできるはずですよ。
AWS認定ごとに提供されているEラーニング

公式のEラーニングがどの認定まで提供されているのか調べてみました。
私はソリューションアーキテクト-プロフェッショナル(SAP)とDevOpsエンジニア-プロフェッショナル(DOP)からEラーニングに気づいて取り入れましたが、非常に良い教材だったと感じたので、他の認定でも利用しようと思っています。
現在(2020/08/23)提供されているEラーニングのリンクを貼り付けてみました。
- クラウドプラクティショナー
- AWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト
- AWS認定デベロッパー-アソシエイト
- AWS認定システムオペレーション(SysOps)アドミニストレーター-アソシエイト
- AWS認定ソリューションアーキテクト-プロフェッショナル
- AWS認定DevOpsエンジニア-プロフェッショナル
- AWS認定データアナリティクス–専門知識
- AWS認定高度なネットワーク-専門知識
- AWS認定セキュリティ-専門知識
- AWS認定 機械学習-専門知識
- AWS認定 Alexaスキルビルダー-スペシャリティ
- AWS認定データベース-専門知識(英語のみ)
リンクが無い認定は検索しても出てこなかったものになります。こうしてみると、プロや専門知識の認定が充実しているようですね。
データベースーについてはまだ最近増えたばかりの認定なので、これから日本語もきっと追加されることを期待しています。
クラウドプラクティショナーやソリューションアーキテクトはUdemyなど、他の教材も多くあるため、そちらを利用して基礎を身につけるのがおすすめですよ。
まとめ:AWSの認定にはEラーニングを活用しよう
本記事では、これからAWS認定を目指す人向けに、意外と知られていないAWS公式が提供指定してくれている「Eラーニング」について紹介しました。
要点をまとめます。
- AWS認定は学習するための教材が少ない
- 公式Eラーニングは試験範囲をいい感じにカバー
- 重要な点を解説してくれる
- 今の所プロや専門知識の認定に対して提供が多い
これからAWS認定を目指すという方は、是非一番最初はこのEラーニングを活用してみて下さい。
きっとAWS認定ごとに必要となる知識が幅広く学ぶことができますよ
もしEラーニングが提供されていないAWS認定の場合は、以下でUdemyの認定ごとおすすめ講座を紹介しているのでそちらを参考にしてみて下さい。

読んで下さりありがとうございました。